歯列矯正を失敗しないために!病院を選ぶ3つのポイント
歯列矯正をしたいけど、失敗したくない…。
失敗しない為のポイントはあるの?
費用も決して安くない歯列矯正をやるならば、絶対に失敗したくないですよね。
いざやってみたら、思い通りにならなかった!費用が予想していたより高くなってしまった!なんということもあります。
自分の失敗点も含めこれからやろうと考えている人に失敗しない為の病院選びのポイントを3つお伝えします。
目次
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歯科医師は専門医?認定医?それとも指導医?
歯列矯正を行なっている歯科医師は大きく分けて3つに分類されます。
認定医
5年以上「日本矯正歯科学会」に属し、学会が認めた大学の附属病院や矯正歯科医療機関において矯正臨床の5年以上に渡る経験が必要。また、学術誌に報告をし、審査に合格した者に与えらる。
指導医
12年以上の矯正治療経験を持ち、認定医取得後大学病院で3年間の教育歴がなければ取得できない資格。
※指導医は新人矯正医に治療を教えるプロであり、矯正治療のプロではない。
専門医
「専門医」とは、「認定医」「指導医」よりも、さらにハイレベルな資格。専門医になるためには、認定医であり認定医資格を取得後に2回以上更新試験に合格していること、最近10年以内に矯正臨床に関する論文、著書または学会発表があることが必要。
歯科医師の免許をもっていれば、矯正治療を誰でも行うことができるのが現状です。
矯正医になる為には、歯科大学での勉強だけで矯正の知識が十分得られないため、専門技術をさらに学ぶ必要があります。
矯正の歯医者を選ぶ際には「専門医かどうか」が判断基準になります。
ホームページに歯科医師の専門医の資格有無が書いてあるので、まずは「認定医かどうか」を確認しましょう。
手っ取り早く専門医、認定医を調べたい!という方は日本矯正歯科学会の公式ホームページから自分が住んでいる地域を検索すると、認定医、専門医が表示されます。
この結果を元に病院を調べていくと良いでしょう。
私はこの専門医、認定医という免許を知らずに病院を決めました…。幸い現在通っている病院の歯科医師は認定医だったことが後からわかったので安心しました。
事前に専門医、認定医の歯科医師がいる病院を調べておくのが失敗しない為のポイントです。
カウセリングは何件も行くべき!
カウセリングは1件行ったら満足せずに、他にも2〜3件行き、比較することが大切です。
カウセリングでわかること
- 病院の雰囲気
- 治療方針
- 矯正装置の種類
- 治療にかかる期間
- 抜歯の有無
- 必要な費用
治療が開始するとその病院に1〜2年毎月通うことになるため、長い付き合いになります。毎月通うことも考えて病院を選ぶことも大事です。
A矯正歯科は費用が安いけど、家からちょっと遠いな…。
B矯正歯科は費用は安くはないけど、病院の雰囲気は良いな…。
C矯正歯科は費用が高いけど、先生が話しやすくて相談しやすいな…。
何件かカウセリングに行くことによって上記の比較ができるようになります。
決して安くはないお金を払って治療する以上、自分が納得した上で病院を決める為にも数件カウセリングを受けることをおすすめします。
私は早く歯列矯正をやりたい!という気持ちから1件しかカウセリングを受けず、その病院に決めてしまいました。
今の先生が少しぶっきらぼうな感じなためもっと良い先生がいたのではないか?もっと安くできたのではないか?と今思えばもっと他の病院を見て比較して決めれば良かったな…と思うことがあります。治療には特に不満等はないです。(笑)
早く歯列矯正の治療をやりたい!という気持ちを少し抑えて、最低でも3件はカウセリングを受けることをおすすめします。
またカウセリングは無料でやっているところが多いですが、病院によっては有料の場合もありますので病院のホームページを確認しましょう。
トータル費用に毎月の調整費は含まれている?
矯正装置を装着後、毎月1回器具の調整をしてもらう為に病院に行くことになります。
毎月の調整費が総額の金額に含まれているか、毎月支払うかによってトータル費用が変わってくることがあります。
歯列矯正は以下の費用がかかります。
- ①カウセリング料
- ②精密検査料
- ③診断料
- ④装置・基本料金
- ⑤処置(調整)料
上記の支払い形式は大きく分けて2つです。
総額制(定額制、トータルフィー制)
治療開始から治療が完了するまでの総額を支払う。
後からの追加で支払う心配がない。
例
① 〜 ⑥ = 80万円
毎月の調整費が含まれているので追加で払う料金はなし。
トータル 80万円
処置料別払い制
装置・基本料金と処置(調整)料など、治療の項目ごとに料金を支払う。
通院回数が増えると、費用もかさむ。
例
① 〜 ④ = 60万円
毎月の調整費が含まれていないので、治療期間が2年と仮定して
⑤調整費 5,000円 × 24ヶ月 = 12万円
トータル 72万円
処置料別払い制は一見安く感じますが、毎月の調整費が含まれていないため、トータルで見ると総額制と変わらない場合があります。
もちろん病院によって金額が異なるため、事前にカウセリングを受け、総額制か処置料別払い制なのかを確認することが大切です。
歯列矯正を失敗しない為の病院選びで大事な3つのポイントを紹介しました。
これから歯列矯正をやりたいと考えている方は、是非参考にしてみてください。
まずはカウセリングする病院を決めて、綺麗な歯並びへの一歩を踏み出しましょう!
私の歯列矯正については以下の記事にまとめてあります。
【表側ワイヤー矯正:抜歯4本】歯列矯正治療スケジュール
【表側ワイヤー矯正:抜歯4本】歯列矯正器具装着!
【表側ワイヤー矯正:抜歯4本】調整1回目・経過1ヶ月目
【表側ワイヤー矯正:抜歯4本】調整2回目・経過2ヶ月目
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